2015年 05月 02日
義母の面会
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すっかり認知症が進んでしまった95歳の義母は
虚ろな目を見開いて自分の息子(マイだんな)の顔を見つめ、
声にならない言葉を発しているように唇を動かしてベッドに横たわっている。
私たちが声をかけようが、手を握ろうが表情はなにひとつ変わらない。
まだまだ生きる意欲を持ちながら突然あの世に連れて行かれた私の母。
いつの間にか生きる意欲を奪われてしまってかれこれ10年になる義母。
人生いろいろだなぁとつくづく思う。
もう私たち夫婦の親はこの義母だけ。
母の日を前に今のうちにできる唯一の親孝行は面会しかないなと
長男の運転で次男も一緒に行ってきた。
私の母が亡くなったこと、施設にインフルエンザが流行し面会不可能になったこともありで、義母の面会は半年ぶりくらい。
食事も流動食になったこともあってか、さらに小さくなってしまったような気がする。
母が亡くなって、あれやこれやと無数に後悔を感じたことの反省として
これからは今まで以上にマメに会いに来ようと思う。
往復でほぼ一日がかりのドライブでちょっと寄り道。
福知山市大江町の才ノ神神社の藤。
満開まではあと少しって感じだが、十分に見ごたえあり。
でもね、ここは私にはちょっときつかった。
自ら地雷を踏んでしまった。
ちょうど一年前、母の日のプレゼントとして行った丹後半島一周旅行の帰りにここに立ち寄ったから。
ニコニコしながら「きれいやね。いい匂いやね。」と言いながら
デジカメで盛んに写真を撮っていた姿を思い出してしまった。
この辺りは藤棚がたくさんあって近くのお寺にもこんなに綺麗な風景が…
そして今日は、我が家で犬猫たちだけでお留守番をした初めての日。
今までは家族で出かける時も主に母がいてくれたし、
誰かひとりは残っていたから犬猫たちだけになることはなかっただけにちょっとした冒険でもあった。
帰宅するともちろん大喜びでお出迎え。
いたずらもせずに、早朝から夕方までしっかりとお留守番出来ましたよ。
虚ろな目を見開いて自分の息子(マイだんな)の顔を見つめ、
声にならない言葉を発しているように唇を動かしてベッドに横たわっている。
私たちが声をかけようが、手を握ろうが表情はなにひとつ変わらない。
まだまだ生きる意欲を持ちながら突然あの世に連れて行かれた私の母。
いつの間にか生きる意欲を奪われてしまってかれこれ10年になる義母。
人生いろいろだなぁとつくづく思う。
もう私たち夫婦の親はこの義母だけ。
母の日を前に今のうちにできる唯一の親孝行は面会しかないなと
長男の運転で次男も一緒に行ってきた。
私の母が亡くなったこと、施設にインフルエンザが流行し面会不可能になったこともありで、義母の面会は半年ぶりくらい。
食事も流動食になったこともあってか、さらに小さくなってしまったような気がする。
母が亡くなって、あれやこれやと無数に後悔を感じたことの反省として
これからは今まで以上にマメに会いに来ようと思う。
往復でほぼ一日がかりのドライブでちょっと寄り道。
福知山市大江町の才ノ神神社の藤。
満開まではあと少しって感じだが、十分に見ごたえあり。
でもね、ここは私にはちょっときつかった。
自ら地雷を踏んでしまった。
ちょうど一年前、母の日のプレゼントとして行った丹後半島一周旅行の帰りにここに立ち寄ったから。
ニコニコしながら「きれいやね。いい匂いやね。」と言いながら
デジカメで盛んに写真を撮っていた姿を思い出してしまった。
この辺りは藤棚がたくさんあって近くのお寺にもこんなに綺麗な風景が…
そして今日は、我が家で犬猫たちだけでお留守番をした初めての日。
今までは家族で出かける時も主に母がいてくれたし、
誰かひとりは残っていたから犬猫たちだけになることはなかっただけにちょっとした冒険でもあった。
帰宅するともちろん大喜びでお出迎え。
いたずらもせずに、早朝から夕方までしっかりとお留守番出来ましたよ。
by gy1117
| 2015-05-02 22:16
| かんさい